フィラデルフィア美術館展

昨日はフィラデルフィア美術館展を見に
上野の東京都美術館へ行って参りました。

仕事をやめてからは、きままに自由に時間を過ごす事ができるのですが
こんな風にふと思い立って美術館やら展示会やらへ行く時程
「自由って素晴らしい!!」って気分になる事はありません。

平日なのに、思っていたよりも混んでいて、
こないだのムンクより人が多かったんですが
やっぱり印象派とかって人気あるんだね。
そしてみんなルノワールが好きなんだね。
多分に漏れずに私も好きですが、ルノワールの一角は
しばらく粘ってみたけど人が切れる事がなくて
のんびりじっくり見てやろうと思ってたんですが断念しました。

私と同じくらいとタイミングで入館してきた親子がいて、
子供は小学校低学年くらいの男の子、
一緒にいるのは熱心そうな母親、という組み合わせだったんですが、
入るなり数メートルのところで少年が
「何でみんなオッパイとか描くの？何で？」って母親に問いかけていて
答えに窮する母親が気の毒でした。
芸術家が裸婦をモチーフにする事については
「あれはエロい事ではないんだよ」という事になってますけど
かのルノワールは
「女の人にオッパイとお尻がなかったら女なんて描かない」
とか
「触りたくなるような裸婦を描きなさい」
とか言ってたらしいので
お母さんは包み隠さず
「描いた人がオッパイ星人なんだよ」って教えてあげてもいいと思います。
でも、そんな知識を与えるために
わざわざ子供を美術館へ連れて行くべきかどうかはわかりません。

・・・すごく話がそれてるけど、とにかく私は満足してます。