SUNNYDAY KETCHUPブログ 忍者ブログ
プロフィール
HN:
ひか
性別:
女性
自己紹介:
2009年5月第一子出産。主婦のような感じで生活中。
最近またちょっと真面目にイラストとか描いてます。
ブログはほとんど放置ですが、最近ツイッターはそれなりに活用しておるので、こちら↓で生存の確認をして下さい。
ついったー。
最新コメント
[05/23 タま]
[11/28 つき]
[11/01 タま]
[11/01 つかさ]
[11/01 fuke]
最新トラックバック
バーコード
ブログ内検索
「私はクリエイターなのよ」って顔して暮らしてたい、そんなこのごろ。
[68] [67] [66] [65] [64] [63] [62] [61] [60] [59] [58]
2024/03/29 (Fri)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2008/08/04 (Mon)

「愛をみつけたうさぎ―エドワード・テュレインの奇跡の旅」
ケイト・ディカミロ (著), バグラム・イバトーリーン(絵),子安 亜弥 (翻訳)
ポプラ社

昨日、図書館へ涼みに出かけ、タイトルと表紙に惹かれて何となく読み始めたら大当たり、の1冊。
誰の事も愛さない、プライドの高い陶器のうさぎ、エドワードの物語。

陶器でできた素晴らしいうさぎのエドワードは、素晴らしいうさぎなので持ち主の女の子にとても愛されている。
素晴らしいうさぎである事を、エドワード自身も知っているので、愛されるのは当たり前だと思っている。
だから、自分以外の事には興味がない。持ち主の女の子も、その家族の事も、エドワードにはどうでもいい。
そんなエドワードが、あるハプニングによって女の子の手を離れ、色んな人と出会う。
行く先々で新たな名前を与えられて、新たな持ち主にも愛される。
そんな出会いや別れを繰り返すうちに、エドワードは愛される事や、愛する事を覚えて行く・・・・

と、なんだか何処かで読んだ事のあるようなお話だぞ、と思う訳ですが。
この展開と言うと、佐野洋子さんの不動の名作「100万回生きたねこ」があって、要するにテーマとする所も同じなんですけども。
だけど猫と違って、エドワードは自ら動く事はできない陶器のうさぎ。
その、受け身感がもどかしい。
せっかく相手に関心を持っても、誰かに引き離されてしまったらもう戻れない。
「ぼくは愛することを学んだ。でも愛なんてつらいだけだった。」
「ぼくは心がこわれちゃったんだ。」
陶器のうさぎがそんな事言うなよ!
読んでる方がギャフンってなるよ!!!

そしてとにかく絵が美しい。
手にとって、表紙を見たらもう絶対読まずにいられません。
青い瞳のフリフリブラウスのうさぎに、きっと呼び寄せられてしまうんだ。

うーん、買っちゃうかも。
PR
この記事にコメントする

HN:
mail:
url:
color:
subject:
comment:
pass:

この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
prevHOMEnext
忍者ブログ[PR]