SUNNYDAY KETCHUPブログ 忍者ブログ
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ひか
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2009年5月第一子出産。主婦のような感じで生活中。
最近またちょっと真面目にイラストとか描いてます。
ブログはほとんど放置ですが、最近ツイッターはそれなりに活用しておるので、こちら↓で生存の確認をして下さい。
ついったー。
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2024/04/20 (Sat)
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2008/03/20 (Thu)
読んだ本の事を、ちょこちょこ書いて行こうと思います。
そういうカテゴリを作ってみました。

出会うべくして出会う本、というのが確かにあって、
そういう本はどうしてだか、ちゃんと必要なタイミングで手元にやってくるのです。
書店で、図書館で、何の気なしに歩いている時、
タイトルだったり装丁だったり、あるいは何故だかどことなく、
気になって、一冊の本を手にとらずにはいられなくなった時。
或は、新刊の情報の中に「これだ」と思う物があった時。
そういう本は、まず間違いなく「アタリ」なのです。


最近、自分はちょっとよろしくない状態でいまして、
ある事をきっかけに、様々な不都合な事を一度に思い出したような事になりまして、
それはもう、何をやっても上手くいかないし、変な所で失敗するし、
何をやっても楽しくないし、できるだけ人と会いたくないし、
できれば何もしたくないし、だるいし眠いし面倒くさいし、
それはそれは、まったくもって如何ともしがたい事でした。
今日の夕方までは。

今日の夕方。書店で私は1冊の本を探しました。
それは、もう読めないだろうと諦めていた作家さんの新刊が、
実は昨年秋に出版されていたという情報を、遅ればせながら知ったから。
木地雅映子『悦楽の園』(JIVE)。
そしてその本は、作家名であいうえお順に並んだ書棚の、あるべき場所にちゃんと正しく置かれていて、
私はまったく苦労せずにその本を見つける事ができました。
その本を手にとり、書店へ足を運んだ時の慣例で、一通り店内をぐるっと歩いている時。
それはまったく不思議な事に、いや、私に言わせれば不思議ではないのですが、
ここ何週間だか、ずっと私を取り巻いていた重苦しい「何か」がふっと何処かへいなくなったのを感じたのです。
この本を、無事に手にする事ができたから!

すごく説明しにくい事ですが、兎に角そういう事が私はままあります。
1冊の本に出会って、それを読む事で自分のターニングポイントになる、
もしくは何かから立ち直る、救済される・・・そいうった事と同じくらいの頻度で、
もう、読む前の段階である種の手応えを感じてしまう事が。
解決(という言葉は本当は適切じゃないんですが、とりあえず)を約束されたような気持ちを得る事が。
そして、そういった本に、裏切られる事はまずありません。
本には何か、ある種のパワーがある、と自分は思っています。
そんな、非科学的な話を無理矢理人に信じさせようとは思っていませんが、
本が「ただの物体」であるとすると、ちょっとつじつまの合わない事が色々あるのです。
私の場合ですが。

ちなみに、今日買った「悦楽の園」について。
遡る事12~3年前、高校の図書館で、上述したように“何となく気になって”手にとらずにいられなかった一冊の本がありました。
「氷の海のガレオン」というタイトルのその本は、自分にとって一生もののインパクトを与えてくれた1冊で、
卒業を控え、如何ともしがたい何かにまとわりつかれていた自分にとって、
間違いなく、出会うべくして出会った本でした。
(この本についても、いずれ書こうと思っています)
当然、私は「ガレオン」を書いた木地雅映子さんという人に猛烈な興味を抱きました。
ところが、調べてみても同じ作家の著書は見つからず、
その後も幾度か、新刊を出していないものか調べていたのですが、まったく情報のないまま12年。
これはもう、既に作家としては廃業しているか、
或はもしかしたら、もう別の世界へ行ってしまったのかも知れない・・・と、思っていた矢先。
突然の新刊!
・・・と、いう訳で、まだ私は「悦楽の園」を読んでいませんが、
これが、今私が読むべき本である事は間違いないのです。
昨年秋に刊行されていたこの本が、半年のタイムラグで私の手元にやって来たのが
偶然であるはずがありません。
そいういうのは、何故だか大概うまくできているのです。

ちょっと浮かれてこのブログのカテゴリを1個増やしたような格好ですが、
ひとまず読み終わった暁には「悦楽の園」、それから上述した通りに「氷の海のガレオン」、
他諸々、例によってスローペースになるとは思いますが
好きな本の事、ぼちぼち書いて行こうと思っております。
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本って自分の趣味以外のモノを読む機会が結構ないものなので、本に出逢うきっかけとして知り合いのお薦めとか有り難いです。

どんどん書いちゃって下さい♪
ずご 2008/03/22(Sat)12:13:44 編集

なかなか手をつけられないシリーズもののハードカバー4冊★
有川浩さんの「図書館」シリーズ。
衝動買いしてしまいました。
べつやくれいさんの「しろねこくん」シリーズは、おやつ感覚で読めるけど・・・
ハードカバーって読むのに構えちゃう私ってヘン?
NORANEKO 2008/04/29(Tue)03:07:35 編集

私は好きなんですよねえ、ハードカバー。
しっかり厚みのあるハードカバー本の、
しかも1冊完結じゃない、何巻か先まであるやつを読んでる時、すっごい幸せ。
あのどっぷり安心感。安定感。
まだまだこの物語が続くぞーという心の余裕。
それを、机の上にどーん、と置いて、ばっと開いて、傍らにコーヒーでも携えて読書するという、たまらない贅沢!
・・・でもね、結局はそういう時間をたくさんはとれなくて、でも読み始めた本の続きが気になって、よせばいいのに重たいハードカバーを鞄に押し込んで出かけたりしちゃうんだ!
駅のベンチで、電車の中で、パート先の休憩室で。
かさばる、かさばる!
でも続きが気になる!!
(いい加減学習して、文庫にしとけって話なんですけどね・・・)
ひか 2008/05/09(Fri)01:46:53 編集

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