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ひか
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女性
自己紹介:
2009年5月第一子出産。主婦のような感じで生活中。
最近またちょっと真面目にイラストとか描いてます。
ブログはほとんど放置ですが、最近ツイッターはそれなりに活用しておるので、こちら↓で生存の確認をして下さい。
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ついったー。
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「私はクリエイターなのよ」って顔して暮らしてたい、そんなこのごろ。
![](http://file.donguri.blog.shinobi.jp/mikan_r_t.gif)
2025/02/09 (Sun)
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2009/02/02 (Mon)
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d169717e63b5d1cbad64f300572b9cbd/1233558432?w=200&h=200)
「陰日向に咲く」劇団ひとり 幻冬舎
もう、今更でしょうかね。でも、今更読みましたよ。
小説が(漫画の場合も)映画化された場合の、自分のイメージと出来上がる映像とのギャップという、壮大な課題をとりあえず乗り越えるために、「とりあえずしばらく間を置く」という策をとったわけですけど。
これが、単なる映画化だったら、映画スルーで小説だけ読むところなんですけど、ご存知の通り岡田君が主演してしまったもので。
ものですから、うっかりDVDも買いましたし、買ったら当然見ちゃいますし、見ちゃうとふりだしに戻る訳で、なかなか小説を読むところまでの地ならしが難しかったんです。はい。
すごーく単純に言うと、「ダメな人たち図鑑」みたいな物語。
最近あまり、劇団ひとりがネタをやっているのをテレビで見る事がないのだけど、そう言えばこの人は「言われてみれば確かにいそうな、妙な人の細かいところをチマチマとほじくる様なネタ」が絶妙に面白いよなあ、なんて思い至りました。
いないんだけどね、実際に周りには。
ホームレスに憧れるサラリーマンや、ほら吹きのホームレスや、借金まみれのギャンブラーや、アイドルに恋した若者や、ストリッパーやお笑い芸人や・・・というのは、いない訳ですけども。
でも、その人達の「ダメさ」は見覚えがあったり、時々、身に覚えがあったり。
物語の中で、その「ダメさ」は否定も肯定もされずに、ただあるように、そこにある。
劇的な展開でそれを克服するとか、そういうしんどいドラマは起きるわけもなく、ただ何となく人々の「ダメさ」を見守り続けるために、最後までページをめくってしまうのです。
上述の通り、劇的に光り輝くような結末はないけれど、それぞれがそれなりに、悪くない後味で落としどころに辿り着くさじ加減に、読み手は何となく安心感を得るんじゃないのかなあ。
で、ここへ来て結局、映画の話もしちゃうんですが。
やっぱり、ある程度時間をおいてから読んで良かったなーと思います。
映画→小説という順番も、多分これで良かったんでしょう。
どっちが良かったとか、読まなきゃ良かったとか、そういうのを感じる事なく読めました。
映画化するための都合なのか何と言うのか、原作からカットされたエピソードや変えられた設定がいくつかあるんですけど、その違いも「アレはアレ、コレはコレ」と思えたし、逆に、ある程度違いがあったから、切り離して考えやすかったのかな、とも思います。
でもやっぱり、映画を見て楽しめたという人には、是非原作も読んでもらいたい。
逆もアリかなあ。
でもそれは自分が今、岡田君を観たい気分だからなのかも知れないので、あんまり強くは言いません。
「陰日向に咲く」劇団ひとり 幻冬舎
もう、今更でしょうかね。でも、今更読みましたよ。
小説が(漫画の場合も)映画化された場合の、自分のイメージと出来上がる映像とのギャップという、壮大な課題をとりあえず乗り越えるために、「とりあえずしばらく間を置く」という策をとったわけですけど。
これが、単なる映画化だったら、映画スルーで小説だけ読むところなんですけど、ご存知の通り岡田君が主演してしまったもので。
ものですから、うっかりDVDも買いましたし、買ったら当然見ちゃいますし、見ちゃうとふりだしに戻る訳で、なかなか小説を読むところまでの地ならしが難しかったんです。はい。
すごーく単純に言うと、「ダメな人たち図鑑」みたいな物語。
最近あまり、劇団ひとりがネタをやっているのをテレビで見る事がないのだけど、そう言えばこの人は「言われてみれば確かにいそうな、妙な人の細かいところをチマチマとほじくる様なネタ」が絶妙に面白いよなあ、なんて思い至りました。
いないんだけどね、実際に周りには。
ホームレスに憧れるサラリーマンや、ほら吹きのホームレスや、借金まみれのギャンブラーや、アイドルに恋した若者や、ストリッパーやお笑い芸人や・・・というのは、いない訳ですけども。
でも、その人達の「ダメさ」は見覚えがあったり、時々、身に覚えがあったり。
物語の中で、その「ダメさ」は否定も肯定もされずに、ただあるように、そこにある。
劇的な展開でそれを克服するとか、そういうしんどいドラマは起きるわけもなく、ただ何となく人々の「ダメさ」を見守り続けるために、最後までページをめくってしまうのです。
上述の通り、劇的に光り輝くような結末はないけれど、それぞれがそれなりに、悪くない後味で落としどころに辿り着くさじ加減に、読み手は何となく安心感を得るんじゃないのかなあ。
で、ここへ来て結局、映画の話もしちゃうんですが。
やっぱり、ある程度時間をおいてから読んで良かったなーと思います。
映画→小説という順番も、多分これで良かったんでしょう。
どっちが良かったとか、読まなきゃ良かったとか、そういうのを感じる事なく読めました。
映画化するための都合なのか何と言うのか、原作からカットされたエピソードや変えられた設定がいくつかあるんですけど、その違いも「アレはアレ、コレはコレ」と思えたし、逆に、ある程度違いがあったから、切り離して考えやすかったのかな、とも思います。
でもやっぱり、映画を見て楽しめたという人には、是非原作も読んでもらいたい。
逆もアリかなあ。
でもそれは自分が今、岡田君を観たい気分だからなのかも知れないので、あんまり強くは言いません。
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