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プロフィール
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ひか
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女性
自己紹介:
2009年5月第一子出産。主婦のような感じで生活中。
最近またちょっと真面目にイラストとか描いてます。
ブログはほとんど放置ですが、最近ツイッターはそれなりに活用しておるので、こちら↓で生存の確認をして下さい。
最近またちょっと真面目にイラストとか描いてます。
ブログはほとんど放置ですが、最近ツイッターはそれなりに活用しておるので、こちら↓で生存の確認をして下さい。
ついったー。
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「私はクリエイターなのよ」って顔して暮らしてたい、そんなこのごろ。
![](http://file.donguri.blog.shinobi.jp/mikan_r_t.gif)
2025/02/09 (Sun)
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2008/05/11 (Sun)
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d169717e63b5d1cbad64f300572b9cbd/1210434026?w=125&h=176)
「サジュエと魔法の本 上 赤の章」「下 青の章」伊藤英彦(文芸社)
前回と前々回、イキナリちょっと思い入れの強い本について、熱く語ってしまったので、軌道修正。
サクサク読める、掘り出し物国産ファンタジーです。
「サジュエと魔法の本 上 赤の章」「下 青の章」伊藤英彦(文芸社)
前回と前々回、イキナリちょっと思い入れの強い本について、熱く語ってしまったので、軌道修正。
サクサク読める、掘り出し物国産ファンタジーです。
魔法の苦手な少年サジュエは、現役魔導師時代は「大賢者」と呼ばれた祖父、ルアンティエの家で、偶然「赤の書」を見つけた事をきっかけに、大陸支配を目論む邪道師との戦いに巻き込まれて行く・・・という、ファンタジーの王道ストーリー。
主人公が落ちこぼれなのもお約束、敵キャラが生粋の極悪人なのもお約束、戦いを通じて仲間との絆を深め、自身が大きく成長するのもお約束。
まったく良い意味で嫌な裏切られ方をしないし、魔法と科学の混在する世界観や、登場する国家や種族の性質などはしっかり作られているので安心してサクサク読める、今どきは逆に珍しくなってしまったような物語。
お子様にも安心してお薦めできます。
でも重厚なファンタジーを読みこなして来た人や、捻りのきいた文学を愛する人はちょっと物足りないのかなー?という気もしますが。
それでも、魔法の力を持つ道具「魔具(=ルイ)」の存在や、登場するキャラクターなんかはなかなか魅力があって、後半にさしかかるとどんどん引き込まれてしまった。
それにしても、主人公が驚異的にやる気がないです。
そこが、とにもかくにもこの本の揺るがぬオリジナリティ(笑)。
このテの物語では、能力は低くても正義感はたっぷり、みたいな主人公が王道かと思うのだけど、サジュエが主人公らしく行動するのは、何と下巻の終わり際、100ページにも満たない程度!(上下巻とも、300ページ以上ある)
邪道師を倒そうとしていたサブキャラ達と成り行きで合流した後は、自分から何かをするという事もなく、手にしてしまった「赤の書」をさっさと祖父に返して、自分は戦いから手を引く事ばかり考えている。優しいいい子なんだけどねえ。
・・・まあ、でもある意味リアリティかも。(冒険ファンタジーと言うジャンルで、そんな類いのリアリティが求められるかは不明)
そんなサジュエを補ってあまりある、頼れる仲間がいるので、物語はきちんと展開して行くのでご安心を。
このままアニメ化したり、ジャンプあたりで漫画連載してもいいような気がする。ネーミングが所々チャイナっぽいせいなのか、途中から自分の脳内では鳥山明キャラが飛び回っていた。
主人公が落ちこぼれなのもお約束、敵キャラが生粋の極悪人なのもお約束、戦いを通じて仲間との絆を深め、自身が大きく成長するのもお約束。
まったく良い意味で嫌な裏切られ方をしないし、魔法と科学の混在する世界観や、登場する国家や種族の性質などはしっかり作られているので安心してサクサク読める、今どきは逆に珍しくなってしまったような物語。
お子様にも安心してお薦めできます。
でも重厚なファンタジーを読みこなして来た人や、捻りのきいた文学を愛する人はちょっと物足りないのかなー?という気もしますが。
それでも、魔法の力を持つ道具「魔具(=ルイ)」の存在や、登場するキャラクターなんかはなかなか魅力があって、後半にさしかかるとどんどん引き込まれてしまった。
それにしても、主人公が驚異的にやる気がないです。
そこが、とにもかくにもこの本の揺るがぬオリジナリティ(笑)。
このテの物語では、能力は低くても正義感はたっぷり、みたいな主人公が王道かと思うのだけど、サジュエが主人公らしく行動するのは、何と下巻の終わり際、100ページにも満たない程度!(上下巻とも、300ページ以上ある)
邪道師を倒そうとしていたサブキャラ達と成り行きで合流した後は、自分から何かをするという事もなく、手にしてしまった「赤の書」をさっさと祖父に返して、自分は戦いから手を引く事ばかり考えている。優しいいい子なんだけどねえ。
・・・まあ、でもある意味リアリティかも。(冒険ファンタジーと言うジャンルで、そんな類いのリアリティが求められるかは不明)
そんなサジュエを補ってあまりある、頼れる仲間がいるので、物語はきちんと展開して行くのでご安心を。
このままアニメ化したり、ジャンプあたりで漫画連載してもいいような気がする。ネーミングが所々チャイナっぽいせいなのか、途中から自分の脳内では鳥山明キャラが飛び回っていた。
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